冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン…生活に不可欠な家電は、ともすればインテリアの印象を損ねがちです。家電を選ぶ際のデザイン基準、配置、隠す工夫まで、洗練された住空間を作るコツを解説します。
はじめに
「家電のデザインで部屋の印象が決まる」と言っても過言ではありません。冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、レンジ、炊飯器など、家電は日常生活に欠かせない存在ですが、雑然と置かれた家電は「生活感」が強く出てしまい、せっかくのインテリアコーディネートを台無しにすることも。逆に、デザインに優れた家電を選び、配置を工夫することで、家電そのものがインテリアの一部として機能します。本記事では、家電を選ぶ際のデザイン基準、部屋全体との調和、見せる家電・隠す家電の使い分けまで、洗練された住空間を作る家電活用術を解説します。これから家電を買い替える方、新居の家電を選ぶ方は必見の内容です。
デザインに優れたおすすめ家電ブランド
家電選びで、機能だけでなく「デザイン性」も重視するなら、いくつかの注目ブランドがあります。「BALMUDA(バルミューダ)」は、日本のプレミアム家電ブランド。トースター(2.5万円)、ケトル(1.5万円)、扇風機(4万円)、空気清浄機(6万円)、レンジ(5万円)など、シンプルで洗練されたデザインが特徴。「家電を見せたくなる」ブランドとして人気です。「無印良品」も、シンプルなデザイン家電の代表格。レンジ、トースター、コーヒーメーカー、扇風機など、価格は比較的抑えめ(5,000〜3万円)で、どんなインテリアにも馴染む白・グレー基調のデザインが魅力。「+Style(プラススタイル)」は、デザイン性とスマート機能を両立した新興ブランド。スマートロック、スマート家電、デザイン家電など、IoT時代に合った家電が揃います。「象印・タイガー」など老舗の保温・調理家電も、近年デザイン性を大幅に向上。シルバーやマットブラックの落ち着いた色合いで、キッチンに馴染みます。「Vitantonio(ビタントニオ)」は、ワッフルメーカー、ホットサンドメーカーなどキッチン家電のデザインで人気。レトロかつカラフルな色展開で、見せる収納に向いています。「BRUNO(ブルーノ)」も、コンパクトホットプレート、トースター、加湿器など、レトロモダンなデザインで人気のブランド。プレゼントにも喜ばれます。「Dyson(ダイソン)」は、掃除機、扇風機、ドライヤー、空気清浄機など、機能美のあるデザインで、見せる家電の代表格。価格は5万円以上と高めですが、所有満足度が高いブランドです。「De’Longhi(デロンギ)」のコーヒーメーカー、エスプレッソマシンも、キッチンの主役級アイテム。価格は3〜10万円程度。これらのブランドの家電は、機能だけでなく「インテリアアイテム」として活躍してくれます。
大型家電を部屋に馴染ませる配置術
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなどの大型家電は、配置と色選びで印象が大きく変わります。「冷蔵庫」は、最近は白・シルバー・ブラック・パールホワイトなど色の選択肢が増えました。キッチンのカラーコーディネートに合わせて選びましょう。木目調キッチンには白、モノトーンキッチンにはブラック、温かみのあるキッチンにはシルバーが合いやすい組み合わせです。フランス系ブランドの「Smeg(スメッグ)」は、レトロカラー(パステルピンク、ミントグリーン、レッドなど)の冷蔵庫で人気。値段は20〜40万円と高めですが、キッチンの主役級アイテムになります。「洗濯機」は、ドラム式と縦型でデザイン印象が大きく違います。ドラム式は丸窓がインテリア性を高めますが、サイズも大きく重量もあるので、設置スペースの確認が必要。縦型はコンパクトで使いやすいのがメリット。最近はマットブラック、シャンパンゴールドなど色のバリエーションも豊富になりました。「テレビ」は、最近のモデルはほぼ全てが薄型化されており、壁掛けにすればテレビボードが不要で空間がすっきりします。壁掛け工事は2〜5万円程度。賃貸の場合は、壁を傷つけない「壁寄せテレビスタンド(5,000〜3万円)」がおすすめ。WALLブランドのテレビスタンドは、まるで壁掛けのようなすっきりした見た目で人気です。「エアコン」は、デザインに大きな差がない家電の一つですが、最近は色の選択肢が増えました。ダイキンのリビング向け「risora(リソラ)」シリーズは、ファブリック調、木目調、ストーン調など、壁面と一体感のあるデザインが特徴。価格は15〜30万円と高めですが、空間の印象を大きく向上させます。壁面の色とエアコンの色を合わせることで、エアコンの存在感を最小化することも可能。「ロボット掃除機」は、リビングに常駐するため、デザインも重要。Roomba、Roborock、SwitchBotなどから選び、ステーション付きのモデルは見せる場所に置きましょう。
見せる家電と隠す家電の使い分け
すべての家電を見せる必要はなく、また全てを隠す必要もありません。「見せる」「隠す」のメリハリが、洗練されたインテリアの秘訣です。「見せる家電」は、デザイン性が高く、所有満足度が高いもの。BALMUDAのトースターやケトル、Dysonの掃除機、デロンギのコーヒーメーカー、Smegの冷蔵庫など。これらは、あえて目立つ場所に配置することで、インテリアのアクセントになります。BALMUDAのケトルをキッチンカウンターの主役に、Dysonの掃除機を玄関横にスタンドで飾る、コーヒーメーカーをカウンターの真ん中に配置するなど。「隠す家電」は、デザインが平凡なものや、たまにしか使わないもの。電気ポット、炊飯器、トースター、フードプロセッサー、ハンドミキサーなどは、扉付きの収納に入れるか、使う時だけ取り出すスタイルがおすすめ。家電収納棚(家電ボード)の活用が便利。ニトリ、IKEA、無印良品から、3〜10万円で多数発売されています。スライド式の棚で、レンジや炊飯器を引き出して使えるタイプが特に人気。Wi-Fiルーター、モデム、HDDレコーダーなど「ケーブルが多い家電」は、隠し収納が必須。ケーブルボックス(2,000〜5,000円)、収納ベンチ、カウンター下収納などに収めると、ぐっと美しくなります。プリンター、スキャナー、シュレッダーなどの事務系家電も、使用頻度が低いなら、収納棚や別室にしまっておくと部屋がスッキリ。家電のカラーを「2〜3色」に絞ることも、統一感を高めるポイント。例えば「白・グレー・ステンレス」「ブラック・ウッド・シルバー」など、カラーパレットを決めておくと、選ぶ時に迷わず、家全体に統一感が生まれます。新しく家電を買う際は、「機能」「価格」だけでなく「我が家のカラーパレットに合うか」を必ずチェックしましょう。
まとめ
家電と調和するインテリアは、「デザイン性の高いブランド選び」「大型家電の色と配置の工夫」「見せる・隠すのメリハリ」の3要素で実現できます。家電は10〜15年使い続ける長期投資。価格だけでなくデザインも重視して選ぶことで、毎日の暮らしの満足度が大きく変わります。家電を「機能アイテム」から「インテリアアイテム」へ。視点を変えるだけで、住まいがぐっと洗練されます。バナナハウス株式会社では、苫小牧エリアでキッチン充実のマンション、収納豊富な戸建てなど、家電を美しく配置できる住まいのご紹介もしています。お気軽にご相談ください。
この記事は北海道苫小牧市の不動産仲介会社「バナナハウス株式会社」のコラムです。住宅の購入・売却・賃貸についてご相談はお気軽にお問い合わせください。


