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隠す収納・見せる収納|片付く家を作る収納の使い分け

隠す収納・見せる収納|片付く家を作る収納の使い分け

「片付かない家」の原因は、収納のやり方を間違えているからかもしれません。隠す収納と見せる収納の正しい使い分け、それぞれの実践テクニックを解説。すっきりかつおしゃれな住まいを実現するための具体的なルールをご紹介します。

はじめに

「収納」と一言で言っても、その方法は大きく2つに分かれます。「隠す収納」と「見せる収納」。多くの片付けが苦手な人は、この2つの使い分けが曖昧になっているため、「片付けても片付けても散らかる」「収納家具を増やしても物があふれる」状態に陥りがちです。一方、整理整頓が得意な人は、無意識のうちにこの2つを使い分けています。本記事では、隠す収納と見せる収納それぞれの特徴とメリット、どんな物を「隠す」べきで、どんな物を「見せる」べきか、具体的なルールを解説。すっきり片付いた、かつおしゃれな住まいを実現するための実践テクニックをお伝えします。

隠す収納の基本|生活感を消す技術

「隠す収納」は、扉や蓋のある収納家具を使って、物を視界から完全に隠す方法です。最大のメリットは「生活感を消せること」と「空間がすっきりすること」。来客時にも慌てて片付ける必要がなく、心理的なストレスも軽減されます。隠す収納に適している物は、まず「日用品・消耗品」。トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤、シャンプー、シャンプー、化粧品、薬類などは、生活感が強く出るので必ず隠しましょう。「書類・郵便物」も、隠す収納の代表格。光熱費の請求書、保険書類、子どもの学校プリント、ダイレクトメールなど、紙類は雑然とした印象を与えます。ファイルボックス、書類ケース、引き出しなどに分類して収納しましょう。「ケーブル類」も必ず隠すべき項目。スマホの充電器、Wi-Fiルーターのケーブル、HDMIケーブル、延長コードなど、ケーブルが見えるだけで一気に生活感が出ます。ケーブルボックス(2,000〜5,000円)、配線モール、収納家具の中で配線をまとめましょう。「キッチン用品の細々したもの」も隠す対象。ラップ、ホイル、保存袋、輪ゴム、調理小物などは、引き出しや扉付き収納に。「衣類」は、もちろん隠す収納が基本。クローゼットの中でも、引き出しや収納ボックスを使って、見えないように整理します。隠す収納を成功させるコツは、「収納家具のサイズと量を、持ち物の量に合わせる」こと。収納家具が小さすぎると物があふれ、大きすぎると無駄なスペースができます。引っ越しや断捨離のタイミングで、持ち物の総量を計測してから収納計画を立てるのが理想。また「中身が分かる工夫」も大切。扉を開けた時に「どこに何があるか」が一目で分かるよう、ラベルを貼ったり、透明な収納ボックスを使ったり、見開き図のような収納配置を心がけましょう。

見せる収納の楽しみ方|インテリアになる収納

「見せる収納」は、オープン棚、ガラス扉、フックなどを使って、物を意図的にディスプレイする方法です。最大のメリットは「物の出し入れがしやすいこと」と「インテリアの一部として楽しめること」。お店のディスプレイのように美しく整えることで、生活空間が華やかになります。見せる収納に適している物は、まず「デザイン性の高いもの」。お気に入りの食器、グラス、コーヒー器具、本、CD・レコード、写真、アート、植物など、見て楽しめるものを積極的に飾りましょう。例えば、キッチンの吊り棚にお気に入りの食器を並べる、リビングの壁にウォールシェルフを取り付けてオブジェを飾る、本棚を「お気に入りの本だけ」のディスプレイに変える、など。「使用頻度が高いもの」も見せる収納が便利。毎日使うコーヒーカップ、頻繁に取り出す本、よく使うキッチンツールなどは、すぐに手に取れる場所に置くことで、家事の効率もアップします。「コレクション」も、見せる収納の主役。趣味のアイテム(カメラ、ギター、フィギュア、模型、レコード、ヴィンテージ雑貨など)は、専用のディスプレイ棚に並べることで、所有満足度が大きく向上します。見せる収納を美しく見せるコツは、「色」「形」「サイズ」のいずれかで統一感を出すこと。例えば、白い食器だけを並べる(色の統一)、丸いオブジェを並べる(形の統一)、同サイズの本を並べる(サイズの統一)など。バラバラな物を並べると雑然とした印象になりますが、何かの基準で揃えると、洗練されたディスプレイになります。「余白」も重要。棚を物で埋め尽くすのではなく、適度に空間を残すことで、各アイテムが引き立ちます。ディスプレイの黄金比は「物:余白=7:3」または「6:4」程度。「奥行きと高さ」を意識した3次元のディスプレイも効果的。手前に低いオブジェ、奥に高いオブジェを配置することで、立体感のある美しいディスプレイになります。

隠す・見せるを場所別に使い分けるルール

実際の住まいでは、隠す収納と見せる収納を「場所別」「物別」に使い分けることが大切。具体的なルールを場所別に紹介します。「玄関」は、靴・傘・鍵などの実用品は隠す収納に。シューズボックス、靴箱の中に収納します。一方、季節の花、観葉植物、デザイン雑貨、アートなどは見せる収納で「ウェルカム感」を演出。「リビング」は、ケーブル類、リモコン、書類、紙類はすべて隠す。テレビボード、コーヒーテーブル、収納ベンチなどの中に。一方、本、アート、植物、お気に入りのオブジェ、写真フレームなどは見せる収納で楽しみましょう。「キッチン」は、調味料の容器、保存容器、清掃用具、ゴミ袋などは隠す。一方、お気に入りの食器、グラス、コーヒー器具、調理家電(バルミューダのトースターなど)は見せる。吊り棚をオープン棚にする、カウンターに見せる収納を作るなどの工夫も効果的。「寝室」は、衣類、下着、靴下などすべて隠す収納に。クローゼットや引き出しチェストの中に。見せる収納は最小限に。ベッドサイドに本数冊、お気に入りの小物程度に絞りましょう。「書斎・ワークスペース」は、書類、文房具、ケーブルなど実務的なものは隠す。一方、お気に入りの本、植物、デスクライトなどは見せて、モチベーションが上がる空間に。「子ども部屋」は、おもちゃ、勉強道具、衣類は基本的に隠す収納に。ただし、お気に入りの絵本やぬいぐるみは見せて、子ども自身が選んで取り出せるように。隠す・見せるの比率は、空間全体で「隠す8割:見せる2割」が理想。見せる収納が多すぎると、すぐに雑然とした印象になります。少数精鋭のディスプレイが、最も洗練された印象を作ります。

まとめ

すっきりした住まいの秘訣は、「生活感のあるものは隠す」「デザイン性のあるものは見せる」というシンプルなルールを実践すること。隠す収納で生活ストレスを軽減し、見せる収納でインテリアを楽しむ、このメリハリこそが「片付く家」の本質です。今ある収納家具を見直して、隠す・見せるを使い分けてみませんか。小さな変化でも、住まいの印象は大きく変わります。バナナハウス株式会社では、苫小牧エリアで収納充実のマンション、ウォークインクローゼット付き戸建てなど、収納に困らない住まいのご紹介もしています。お気軽にご相談ください。


この記事は北海道苫小牧市の不動産仲介会社「バナナハウス株式会社」のコラムです。住宅の購入・売却・賃貸についてご相談はお気軽にお問い合わせください。