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二地域居住・多拠点生活という新しい住まい方
市場動向・トレンド 2026年05月28日

二地域居住・多拠点生活という新しい住まい方

一つの拠点にとどまらず、複数の場所で暮らす二地域居住・多拠点生活が広がっています。本記事ではこの新しい住まい方の動向と、関連する住宅市場の変化を整理します。

はじめに

「都市と地方を行き来して暮らす」「平日は東京、週末は北海道」――こうした暮らし方が、リモートワークの普及とともに現実的な選択肢となりつつあります。二地域居住・多拠点生活は、ライフスタイルの多様化を象徴する新しい住まい方として、関心を集めています。本記事では二地域居住・多拠点生活の現状と、関連する住宅市場の動向を整理し、これからの住まいの選択肢を考える参考情報をお届けします。

二地域居住・多拠点生活の広がり

国土交通省の調査によれば、二地域居住に関心を持つ人の割合は、コロナ禍以降に上昇しており、約2割の人が興味を示しています。実際の実践者数も増加傾向にあり、特に首都圏在住の30〜50代を中心に、地方とのデュアル拠点を持つ動きが見られます。背景には、リモートワークの定着、生活の質への意識の高まり、子育て・教育環境の選択肢拡大、災害リスクへの対応など、複数の動機があります。地方側の自治体も、二地域居住者の受け入れに前向きで、お試し住宅・コワーキング施設・移住相談窓口などの整備を進めています。完全移住よりもハードルが低く、地方と都市の両方の良さを享受できる住まい方として、今後さらに広がる見込みです。

多拠点生活を支えるサービス

多拠点生活を実現するサービスも充実してきました。月額制で全国の住居を自由に利用できるサブスクリプション型住居サービス、シェアハウス型のコリビング空間、リゾート地のコンドミニアム会員制サービスなど、さまざまな選択肢が登場しています。住居の所有・賃貸という従来の枠組みを超え、「住まいをサブスクリプションする」という発想が、若年層を中心に支持を集めています。また、シェアオフィス・コワーキングスペースのネットワーク化により、どこでも仕事ができる環境が整いつつあります。これらのサービスは、固定的な住居を持たずに各地を渡り歩く「アドレスホッパー」と呼ばれる新しいライフスタイルも生み出しています。住まいの概念そのものが、固定資産から流動的サービスへと進化しつつあります。

苫小牧の二地域居住可能性

苫小牧は、二地域居住・多拠点生活の拠点として独自の魅力を持っています。新千歳空港から車で約20分という抜群のアクセス、年間を通じて穏やかな気候、住宅取得・賃貸コストの手頃さ、そして北海道らしい自然環境の近さなどが、デュアル拠点の候補地としての強みとなります。首都圏と苫小牧の往復は、新千歳空港経由で約3時間と、二地域居住の許容範囲内です。週末や長期休暇を苫小牧で過ごす、シニア世代が冬は本州・夏は苫小牧と季節移住するなど、多様な使い方が可能です。市内では、賃貸・分譲・別荘・コンパクト住宅など、選択肢も豊富で、二地域居住に対応できる住宅市場が形成されつつあります。今後、こうした新しい住まい方への関心が高まれば、苫小牧の住宅市場にも新たな需要が生まれる可能性があります。

まとめ

二地域居住・多拠点生活は、ライフスタイルの自由度を高める新しい住まい方として広がりつつあります。仕事・家族・趣味・健康など、さまざまな要素のバランスを取りながら、自分らしい暮らしをデザインできる時代となりました。バナナハウス株式会社では、苫小牧での二地域居住・多拠点生活をお考えの方に、物件情報と地域情報を丁寧にご案内いたします。新しい住まい方のご相談、お気軽にどうぞ。


この記事は北海道苫小牧市の不動産仲介会社「バナナハウス株式会社」のコラムです。住宅の購入・売却・賃貸についてご相談はお気軽にお問い合わせください。