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住みながら売る場合の段取りと注意点
売却ガイド 2026年05月28日

住みながら売る場合の段取りと注意点

多くの方が直面する「住みながら売却」のシチュエーション。空室売却と比較してメリット・デメリット、内覧対応のコツ、買い替え時のタイミング調整を詳しく解説します。

はじめに

不動産売却を考える方の多くは、現在住んでいる家を売って次の住まいに移るパターンです。「先に売って空き家にしてから売る」のが理想ですが、実際には引っ越し先の確保やローン残債の問題で、住みながら売却するケースが大半となります。住みながらの売却には、内覧の対応、生活感の見せ方、引き渡しタイミングの調整など、空室売却にはない独特の難しさがあります。本記事では、住みながら売却を成功させるための段取りと注意点を、実践的にお伝えします。

住みながら売るメリットとデメリット

住みながら売却の最大のメリットは、空き家にせず売れるまで住み続けられることで、二重の住居費負担を避けられる点です。また、家具や生活感のある状態で内覧してもらうことで、買主が実際の暮らしをイメージしやすいというメリットもあります。さらに、空室では分かりにくい日当たりや風通し、生活動線などを、住んでいる売主自ら詳しく説明できる点も強みです。一方デメリットとしては、内覧のたびに掃除・片付け・在宅対応が必要で精神的負担が大きいこと、生活感が出すぎると印象を損ねる可能性があること、ペットや小さなお子さんがいると内覧対応が難しい時間帯が出ることが挙げられます。また、買主との売買契約から引き渡しまでの間に、次の住居を確保する必要があり、引っ越しスケジュールに余裕が必要です。

内覧対応の段取りとコツ

住みながらの内覧対応では、事前準備とスケジュール管理が成功の鍵です。まず内覧希望の連絡が入ったら、可能な限り対応日時を調整し、断らない姿勢が大切。週末は内覧が集中するため、土日のスケジュールは空けておくと良いでしょう。内覧前日までに掃除を済ませ、当日朝から1時間程度で換気と最終整理を行います。内覧時は売主が同席するか不在にするか選択できますが、初期は不動産会社の担当者に任せて売主は外出するのがおすすめです。買主は売主の前では本音の質問がしにくく、じっくり物件を見られないため。ペットは可能であれば一時的に預けるか、別室に移動させましょう。生活臭対策として、内覧2時間前から強い香りの料理は避け、換気を徹底することも重要です。

売却と新居購入のタイミング調整

住みながら売却で最も悩ましいのが、売却と新居購入のタイミング調整です。「売り先行」(先に売却してから新居購入)と「買い先行」(先に新居を購入してから売却)の2つのパターンがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。売り先行は、売却資金を新居購入に充てられるため資金計画が立てやすく、二重ローンのリスクがない一方、引き渡し後に新居が決まらないと仮住まいが必要に。買い先行は、じっくり新居を選べる安心感がある一方、売却が長引くと二重ローンの負担が大きくなります。資金に余裕がない場合は売り先行、住宅ローン残債が少ない場合や貯蓄に余裕がある場合は買い先行が向いています。また「買い替え特約」(買い替え先の住宅が見つからない場合に契約解除できる特約)を活用する方法もあり、不動産会社と相談して最適なタイミングを決めましょう。引き渡し時期は買主と交渉可能なため、1〜2ヶ月程度の引き渡し猶予を交渉するのも有効です。

まとめ

住みながらの売却は手間が多い反面、適切な準備と段取りができれば十分成功させられます。重要なのは、内覧対応を煩わしいと感じず、買主に物件の魅力を伝えるチャンスと捉えること。また、売却と新居購入のタイミングを慎重に計画し、二重ローンや仮住まいを避ける戦略を立てましょう。バナナハウス株式会社では、住み替えに伴う売却と購入を一括サポートしており、スケジュール調整から資金計画までトータルにご提案いたします。


この記事は北海道苫小牧市の不動産仲介会社「バナナハウス株式会社」のコラムです。住宅の購入・売却・賃貸についてご相談はお気軽にお問い合わせください。