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住宅購入の諸費用一覧、申込から決済まで
購入ガイド 2026年05月27日

住宅購入の諸費用一覧、申込から決済まで

住宅購入で見落としがちなのが、物件価格以外にかかる「諸費用」です。総額で物件価格の7〜10%にもなり、3,000万円の住宅では200万〜300万円が必要です。本記事では諸費用の内訳と、節約のコツを詳しく解説します。

はじめに

住宅購入の予算を考える時、多くの人が物件価格に注目しますが、実際には諸費用を含めた総額で資金計画を立てる必要があります。新築住宅で物件価格の3〜7%、中古住宅で7〜10%が諸費用の目安です。3,500万円の中古住宅では250万〜350万円の諸費用がかかるため、住宅ローンの借入額と自己資金のバランスを慎重に計算する必要があります。諸費用の内訳を理解することで、節約できる項目を見つけ、家計負担を軽減できます。

契約時に必要な費用

住宅購入の契約時には、最初に手付金が必要です。一般的に物件価格の5〜10%で、3,000万円の物件なら150万〜300万円となります。手付金は売買代金の一部に充当されますが、契約解除時には没収または倍返しのリスクがあります。次に印紙税は、売買契約書に貼付する印紙代で、3,000万円〜5,000万円の物件では1万円となります。仲介手数料は売買価格の3%+6万円+消費税が上限で、3,000万円の物件では約105万円です。仲介手数料は契約時に半額、決済時に半額支払うのが一般的です。これらを合計すると、契約時に物件価格の8〜13%程度の現金が必要です。住宅ローン審査が通っていても、契約時の現金は自己資金で用意する必要があるため、貯蓄計画が重要です。

住宅ローン関連の費用

住宅ローン契約には複数の費用がかかります。ローン事務手数料は、定額型(3〜10万円)と定率型(借入額の2.2%)があり、金融機関により異なります。3,000万円の借入で定率型を選ぶと66万円となり、定額型より大幅に高くなりますが、その分金利が低い傾向があります。ローン保証料は、保証会社利用時に発生する費用で、一括払いの場合は借入額の2%程度(3,000万円で60万円)、金利上乗せ型もあります。最近は保証料無料の金融機関も増えています。団体信用生命保険料は、一般的に金利に含まれていますが、がん特約などの追加保障を付ける場合は別途費用がかかります。火災保険料は10年で15万〜30万円程度、地震保険を付帯すると追加で同程度かかります。住宅ローン契約時の印紙税も1万〜6万円必要です。

登記と税金関連の費用

登記費用は、所有権移転登記、抵当権設定登記、所有権保存登記などをまとめて司法書士に依頼します。登録免許税は、土地評価額の1.5〜2%、建物評価額の0.15〜0.4%(軽減措置適用時)が課されます。3,000万円の物件で登録免許税は20万〜40万円、司法書士報酬は10万〜15万円が目安です。不動産取得税は、入居後3〜6か月で納付通知が届き、評価額の3〜4%が課税されます。一定の要件を満たすと軽減措置があり、新築住宅では実質ゼロになることも多いです。固定資産税・都市計画税は、年間の物件評価額の1.4〜1.7%で、引渡し時に売主と日割り精算します。引越し費用は時期と荷物量により5万〜30万円、家具家電の購入費は新居の規模により20万〜100万円必要です。

まとめ

住宅購入の諸費用は、物件価格以外に200万〜400万円規模で必要になります。これらの費用は基本的に現金で準備する必要があり、住宅ローンで借りるには「諸費用ローン」という別途の借入が必要です。諸費用ローンは金利が住宅ローンより1〜2%高いため、なるべく自己資金で準備するのが賢明です。節約のコツは、複数の金融機関でローン手数料を比較する、火災保険を一括見積もりで安い会社を選ぶ、引越しを閑散期にする、不要な家具家電の購入を避けるなどです。事前に詳細な見積もりを取り、無理のない資金計画を立てましょう。


この記事は北海道苫小牧市の不動産仲介会社「バナナハウス株式会社」のコラムです。住宅の購入・売却・賃貸についてご相談はお気軽にお問い合わせください。