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フレンチカントリースタイル|上品で温かみのある住まい作り

フレンチカントリースタイル|上品で温かみのある住まい作り

フランスの田舎家を思わせる、白とアイボリーを基調にした優しいインテリア。アンティーク家具、花柄ファブリック、漆喰壁が織りなすフレンチカントリースタイルは、女性を中心に根強い人気を誇ります。基本要素から実践方法まで解説します。

はじめに

フレンチカントリーは、フランス南部のプロヴァンス地方や、北部のノルマンディー地方の田舎の家をモチーフにしたインテリアスタイル。アメリカンカントリーが「素朴で力強い木の風合い」を強調するのに対し、フレンチカントリーは「白を基調とした明るく上品な雰囲気」が特徴です。経年変化を楽しむアンティーク家具、シャビーシック(Shabby Chic)と呼ばれるペイント仕上げの家具、繊細な花柄やストライプのファブリック、レースやリネンの自然素材を組み合わせて、優雅でロマンチックな空間を作り上げます。本記事では、フレンチカントリーの基本要素である「色使い」「家具選び」「ファブリックと小物」の3つの観点から、誰でも取り入れやすい実践方法を解説します。

カラーパレットで決まる|白とパステルの優しい配色

フレンチカントリーの第一印象を決めるのが、カラーパレット。基本は「白×アイボリー×ベージュ」を主軸にして、アクセントとしてラベンダー、ローズピンク、ミントグリーン、サックスブルーなどの淡いパステルカラーを取り入れます。日本の住宅でも、壁紙を「真っ白」ではなく「クリームホワイト」や「オフホワイト」に変えるだけで、ぐっとフレンチカントリーらしさが増します。賃貸でも、貼ってはがせる壁紙シール(リリカラ、サンゲツの剥がせるタイプ、1m幅×2.5mで3,000〜5,000円程度)で部分的にアクセントウォールを作れます。床材は、ヘリンボーン柄やオーク材の明るい色がおすすめ。賃貸の場合は、フロアタイル(東リ、サンゲツ、1畳分3,000〜5,000円)を敷き詰めれば、雰囲気を一気に変えられます。アクセントカラーは、クッションカバー、カーテン、テーブルクロスなどの「面積の小さい部分」で取り入れるのがコツ。例えば、リビングのソファに白いカバーをかけて、ラベンダー色のクッションを2〜3個並べるだけでも、フレンチカントリーの雰囲気が漂います。プロヴァンス風を強調したい場合は、ひまわり色のイエローや、地中海を思わせるサックスブルーをポイント使い。ノルマンディー風には、グレージュ(グレーとベージュの中間色)やダスティピンクが似合います。色を多用しすぎず、3〜4色に抑えると上品にまとまります。

アンティーク家具とシャビーシックで作る空間

フレンチカントリーの中心となるのが、家具選び。新品の家具でも、ヴィンテージ感のあるペイント仕上げのものを選ぶと、本格的な雰囲気が出ます。「シャビーシック」と呼ばれる手法は、家具を一度白やアイボリーに塗装して、わざと角や縁を削って下地の色を出すペイント技法。本物のアンティーク家具のような「使い込まれた風合い」を演出できます。家具ブランドとしては、「カントリーフェア」「ナガノインテリア(クリエーション)」「KEYUCAのキャビネット」などが、フレンチカントリー寄りのデザインを扱っています。リビングのメイン家具としては、白塗装の猫脚キャビネット(8万〜25万円)、ホワイトのシャビー風コーヒーテーブル(2万〜6万円)、フレンチドアのガラスキャビネット(5万〜15万円)がおすすめ。ダイニングセットは、白い天板の木製テーブル+猫脚椅子の組み合わせ(セット5万〜15万円)が定番。テーブルクロスをかけると、より優雅な印象になります。アンティーク家具を中古で探すなら、楽天市場の「アンティーク家具」カテゴリー、ヤフオク、リサイクルショップが狙い目。フランスやイギリスからの輸入品は、本格派志向の方に。価格は1脚3万〜20万円と幅があります。DIYでシャビーシックに挑戦する場合は、ニトリやIKEAの白い家具を購入し、サンドペーパー(120番→240番)で角を削り、ヴィンテージワックス(ブライワックス、3,000円程度)を塗り込むだけで、本格的な風合いが出せます。アイアン素材も、フレンチカントリーには欠かせない要素。アイアンのベッドフレーム、シャンデリア、ガーデンチェアなどをアクセントに取り入れましょう。

ファブリックと小物で完成度を上げる

家具と色合いが整ったら、最後の仕上げはファブリックと小物。フレンチカントリーの本領は、ここで発揮されます。カーテンは、白やアイボリーのリネン素材か、淡い花柄のコットンが基本。レースのカフェカーテンを窓の下半分に追加すると、グッとフレンチらしさが増します。価格はオーダーで1窓1万〜3万円、既製品なら3,000〜1万円程度。テーブルクロスは、リバティプリント(英国のリバティ社の花柄)や、トワル・ド・ジュイ(フランスの伝統的な人物・風景柄)が定番。クロスティナ、リバティジャパン、楽天市場で1枚3,000〜1万5千円。クッションカバーは、白いリネン+花柄を組み合わせて。フランフラン、ニトリ、IKEAでも1枚1,000〜3,000円で揃います。レース類は、フレンチカントリーの真骨頂。ドイリー(コースター大の丸いレース)、ランナー(細長いテーブルセンター)、レースのカーテンタッセルなど、白いレースを散りばめると、上品で女性らしい雰囲気に。100均(セリア、ダイソー)でも基本アイテムは揃いますが、本格的なベルギーレースやフランスのアンティークレースは、専門店で1点3,000〜2万円。生花とドライフラワーは、フレンチカントリーの必需品。バラ、ラベンダー、紫陽花、かすみ草を、白い陶器の花瓶やアイアンの花器に活けます。生花を絶やさないのがベストですが、忙しい方はプリザーブドフラワーや、上質なドライフラワー(ラベンダーブーケ、3,000〜8,000円)を活用しましょう。最後に、フレンチカントリーらしい雑貨として、エナメル製のホーロー鍋、ガラスのキャニスター、白いポーセラーツ(白磁)の食器、フランス語のラベルが貼られたボトルなどを、見せる収納として配置すると、生活感までもがおしゃれな小道具になります。

まとめ

フレンチカントリースタイルは、「白とパステルの優しい配色」「シャビーシックなアンティーク家具」「レースと花柄のファブリック」の3要素で完成します。一見、難易度が高そうに見えますが、白を基調にすれば手持ちの家具と新調アイテムが調和しやすく、初心者でも取り入れやすいスタイルです。日本の住宅サイズでもアレンジしやすく、特に女性の一人暮らしや夫婦の住まいに人気。バナナハウス株式会社では、フレンチカントリーの雰囲気が映える明るく開放的なお部屋のご紹介もしています。理想のスタイルを実現できる住まいをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。


この記事は北海道苫小牧市の不動産仲介会社「バナナハウス株式会社」のコラムです。住宅の購入・売却・賃貸についてご相談はお気軽にお問い合わせください。