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地震・台風・大雪に備える住まいの自然災害対策|北海道で安心して暮らすために

地震・台風・大雪に備える住まいの自然災害対策|北海道で安心して暮らすために

北海道は地震・台風・大雪という3大自然災害のリスクが高い地域です。本記事では、住まいでできる自然災害対策を、ハード面とソフト面の両方から解説します。苫小牧の地域特性も踏まえた具体的な備えをご紹介します。

はじめに

2018年の北海道胆振東部地震や2016年の連続台風、毎年の豪雪災害――北海道は自然災害のリスクが高い地域です。とくに苫小牧は太平洋に面しており、地震に伴う津波の警戒区域でもあるため、住まいの段階から災害に強い備えをしておくことが重要です。住宅構造の選び方、設備の選定、家具の固定、避難計画の整備など、できることはたくさんあります。本記事では、地震・台風・大雪の3つに焦点を当て、住まいでできる具体的な対策を紹介します。

地震対策と耐震性能の確認

北海道は太平洋プレートの沈み込み帯に位置し、千島海溝・日本海溝の連動地震では大きな揺れと津波が想定されています。住まいの地震対策で最も重要なのは、建物自体の耐震性能です。

1981年6月以降の「新耐震基準」、さらに2000年6月以降の「2000年基準」に適合した住宅は、震度6強〜7の地震でも倒壊しにくい設計になっています。中古住宅を購入する場合は、建築年と耐震診断の有無を必ず確認しましょう。古い住宅でも、耐震補強工事を行えば現行基準に近い性能を確保できます。苫小牧市や北海道では耐震診断・補強工事への補助制度があるので活用しましょう。室内の対策としては、家具の転倒防止が最優先です。L字金具やつっぱり棒で固定し、寝室には背の高い家具を置かないようにします。食器棚にはガラス飛散防止フィルムを貼り、扉には開放防止のラッチを取り付けます。また、ガラス窓には飛散防止フィルムを貼ることで、揺れによる破片の飛び散りを防げます。

台風・暴風雨への備え

北海道は台風が直撃することは少ないものの、近年は温暖化の影響で大型台風が上陸するケースが増えています。2016年の台風10号などは記憶に新しいところです。風水害に対する住まいの備えも重要です。

外構面では、屋根材の固定状態を定期的に点検し、剥がれや浮きがあれば早めに修繕しましょう。雨樋に落ち葉が詰まっていると、大雨時に水が逆流して外壁を傷めることがあります。窓には台風対策用のシャッターや雨戸を取り付けるか、強風時に飛来物で割れた場合に備えて飛散防止フィルムを貼っておくと安心です。庭の物置やプランターは強風で飛ばされないよう固定し、台風接近時は屋内に取り込みます。停電に備えて、モバイルバッテリー・カセットコンロ・ランタン・乾電池などを準備しておきましょう。苫小牧は海に近いため、強風時の塩害も気になるところです。外壁や金属部分は定期的に水洗いし、サビの発生を抑えることが長持ちの秘訣です。

豪雪対策と除雪計画

北海道の冬は、住まいの設計段階から雪対策を考慮することが不可欠です。屋根の形状、断熱性能、除雪動線の確保など、雪国ならではの工夫が必要です。

屋根は「無落雪屋根(フラットルーフ)」が主流です。屋根上に雪を留め、自然融雪または融雪設備で対応する仕組みで、近隣への落雪トラブルを防げます。一方、急勾配の「落雪屋根」は雪が自然に滑り落ちますが、敷地内に十分な落雪スペースが必要です。断熱性能は省エネ基準で定められた地域区分(苫小牧は2地域)に合った仕様を選びましょう。窓は樹脂サッシ+トリプルガラスが標準的になりつつあります。除雪用具(スノーダンプ・スコップ・除雪機)の収納場所、雪の堆積スペース(融雪槽や落とし場所)も計画に含めましょう。屋根の雪下ろしが必要な場合は、安全帯のフックや屋根上の足場も検討しましょう。市の除雪体制や町内会の雪かき協力も確認しておくと安心です。

まとめ

地震・台風・大雪――北海道で暮らすには、これら3つの自然災害への備えが欠かせません。住宅の耐震性能、外構や屋根の点検、室内の家具固定、防災備蓄、避難計画――できることから着実に進めていきましょう。新築・中古住宅の購入時はもちろん、賃貸でも家具固定や防災用品の準備は今日から始められます。苫小牧で安心して暮らすために、家族で話し合い、定期的に防災訓練を行うことをおすすめします。


この記事は北海道苫小牧市の不動産仲介会社「バナナハウス株式会社」のコラムです。住宅の購入・売却・賃貸についてご相談はお気軽にお問い合わせください。