食材や調理器具、日用品のストックなど、キッチン周りには収納したい物がたくさん。パントリーを設置すれば、キッチンが常にすっきり片付き、調理効率も大幅に向上します。本記事では設置費用と効果的な活用法を解説します。
はじめに
キッチンは家族の食生活を支える中心的な場所であり、調味料、食材、調理器具、食器、日用品のストックなど、多種多様な物が集まります。コロナ禍以降は買いだめや備蓄の意識が高まり、家庭内のストック量は増加傾向。これらを効率的に収納できる「パントリー」へのニーズが急速に拡大しています。パントリーは食品庫を意味する英語で、キッチンに隣接した収納専用スペースのこと。本記事ではパントリー設置リフォームの種類と費用、効率的な活用方法、家事動線を意識した間取りの工夫について解説します。
パントリーの種類と特徴
パントリーには大きく分けて3つのタイプがあります。「壁面収納型」はキッチンの壁に造作棚を設ける最もシンプルな形で、設置費用は5万円から30万円。スペースを取らずに収納量を増やせるため、狭いキッチンでも導入しやすいのが魅力です。「クローゼット型」は扉付きの収納空間で、扉を閉めれば中身が隠せてキッチンの見た目がすっきり。設置費用は20万円から60万円で、奥行き40センチから60センチ程度の小型タイプが多く採用されます。「ウォークイン型」は人が中に入れる本格的なパントリーで、1.5畳から3畳のサイズが一般的。設置費用は50万円から150万円と高額ですが、大量のストックや調理器具を効率的に収納でき、米びつや冷蔵庫の予備、ワインセラーなども配置できます。間取りに余裕がある住宅では、キッチンと洗面所をつなぐ動線上にウォークインパントリーを設けると、家事効率が飛躍的に向上します。
設置工事の費用と内容
新規にパントリーを設置する場合、既存の壁の撤去・新設、棚の造作、照明・コンセントの設置、床や壁の仕上げ工事が必要です。1坪程度のウォークインパントリーで工事費用は60万円から120万円、工期は1週間から2週間が目安。可動棚は1メートル幅で2万円から5万円が相場で、収納物のサイズに応じて高さを調整できる便利な仕様。引き出し収納を組み込むと、1段あたり1万円から3万円の追加費用で、奥の物まで取り出しやすくなります。コンセントの設置は1か所1万円から2万円で、ハンディ掃除機の充電や、パントリー内に小型冷蔵庫を置く際に必須です。換気扇の設置(3万円から8万円)も湿気とニオイ対策に効果的。床材はキッチンと同じフローリングか、汚れに強いクッションフロア(1平米8,000円から1.5万円)が推奨されます。照明は人感センサー付きのLEDダウンライト(1か所3万円から5万円)を採用すると、両手がふさがっていても自動点灯して便利です。窓を設けると換気と採光が確保できますが、食品の劣化を防ぐため直射日光は避ける設計にしましょう。
効率的な活用法と整理のコツ
パントリーを効率的に活用するには「グループ分け」と「見える化」がポイントです。食品は「主食」「調味料」「缶詰・瓶詰」「お菓子・嗜好品」「飲料」などのカテゴリに分け、それぞれ専用のエリアを設けます。透明なボックスや統一感のあるバスケットを使うと、見た目もすっきりし、在庫管理もしやすくなります。賞味期限の管理には先入れ先出しの原則を守り、奥に新しい物、手前に古い物を配置する習慣をつけましょう。米や粉物は密閉容器に移し替え、虫の侵入を防ぎます。家電製品の保管にも活用でき、ホットプレートやたこ焼き器、フードプロセッサーなど使用頻度の低い物を収納すれば、キッチンカウンターが広く使えます。災害対策の備蓄品(水、レトルト食品、カセットコンロなど)の保管場所としても最適で、1週間分の備蓄を確保しておくと安心です。掃除道具や日用品のストックも一緒に収納すれば、家族の誰もが必要な物をすぐに見つけられます。月に1回程度の在庫チェックと整理を習慣化することで、パントリーの効率が長期間維持されます。
まとめ
パントリーは壁面収納型で5万円から、ウォークイン型で50万円から150万円と、設置スペースと予算に応じて選べます。買いだめや備蓄、災害対策の意識が高まる中、家族の食生活と家事効率を支える重要な設備です。家事動線を意識した間取り計画が成功の鍵となります。バナナハウス株式会社では収納の充実した物件のご紹介もしております。お気軽にご相談ください。
この記事は北海道苫小牧市の不動産仲介会社「バナナハウス株式会社」のコラムです。住宅の購入・売却・賃貸についてご相談はお気軽にお問い合わせください。


