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白老で土地を買う|坪単価は苫小牧の4分の1、温泉付きの土地、「0円物件」の落とし穴

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白老で土地を探す方の多くは、価格の安さに惹かれて来ます。実際、苫小牧の4分の1以下、千歳の12分の1以下です。200坪の土地が300万円台で買えます。ただし安いことには理由があり、買ってから困らないために確認すべきことがあります。この記事では、地区別の坪単価、温泉付きの土地の見方、そして「0円物件」の実際を整理します。

白老の土地の坪単価(2026年)

2026年の地価公示で、白老町の住宅地10地点の平均は1㎡あたり4,675円、坪に直すと約15,000円です。

所在 円/㎡ 坪単価(概算) 100坪の土地代 変動率
大町3丁目 8,200 約27,000円 約271万円 −3.5%
末広町3丁目 7,900 約26,000円 約261万円 −3.1%
高砂町2丁目 6,050 約20,000円 約200万円 −4.0%
字萩野 5,100 約17,000円 約169万円 −4.7%
字北吉原 4,800 約16,000円 約159万円 −4.0%
字竹浦 4,250 約14,000円 約140万円 −2.3%
字虎杖浜 3,950 約13,000円 約131万円 −1.3%
字社台 2,350 約8,000円 約78万円 −2.1%
字竹浦(内陸) 1,800 約6,000円 約60万円 −2.7%

商業地の大町2丁目(店舗、近隣商業)は14,700円で−4.5%でした。

出典:国土交通省 地価公示(2026年)をもとに試算。近隣との比較は次のとおりです。

白老町 苫小牧市 千歳市
住宅地の平均(円/㎡) 4,675 20,291 54,105
坪単価の平均(概算) 約15,000円 約67,000円 約179,000円
平均変動率 −2.77% +4.15% +6.77%

地区ごとの特徴

大町・末広町・高砂町(中心部)

白老駅を中心とした市街地で、役場・病院・スーパー・学校が揃います。上下水道が整備されており、住宅を建てる前提ならこの地区が最も手間がかかりません。坪20,000〜27,000円です。ウポポイとポロト湖も近くにあります。

虎杖浜・竹浦(温泉と海)

坪6,000〜14,000円。温泉権や引湯の権利が付いた土地があるのがこの地域です。海産物の産地でもあり、別荘・二拠点・民泊を目的とした問い合わせが入ります。登別まで車で約20分です。

北吉原・萩野(東部)

坪16,000〜17,000円。JRの駅があり、苫小牧方面への通勤がしやすい地域です。まとまった区画が残っています。

社台(苫小牧寄り)

坪約8,000円で町内最安の水準です。牧場地帯で、面積の大きい土地の相談が入ります。

温泉付きの土地を買うとき

「白老 土地 温泉」で探す方が多く、虎杖浜・竹浦には実際に温泉の権利が付いた土地があります。確認すべきは次の3点です。

1. 権利の形

源泉を共同所有しているのか、源泉の所有者と引湯契約を結んでいるのかで、立場がまったく違います。共同所有なら持分が登記されますが、引湯契約は当事者間の契約なので、売買で自動的に引き継がれるとは限りません。契約書を確認し、名義変更ができるかを売主と温泉組合に確かめます。

2. 維持費

引湯管の修繕費、ポンプの電気代、組合費。年間でいくらかかるかを書面で確認してください。引湯管は何kmにもなることがあり、更新時の負担は小さくありません。

3. 湯量と温度

実績を確認します。「温泉が引ける土地」と聞いていたが、実際には湯量が足りず使えなかったという例があります。

これらは登記簿を見てもわかりません。売主と温泉組合から書面を取り寄せる必要があります。当社が調査してご説明します。

「0円物件」「極端に安い土地」の実際

白老では無償譲渡や、相場より極端に安い土地の相談が実際にあります。安い理由は次のいずれかであることがほとんどです。

  • 建物が残っている:解体費(木造30坪で150万〜250万円)を買主が負担する前提
  • 接道していない:建築基準法上の道路に2m以上接していないと家を建てられません
  • 上下水道が未整備:引き込みに数十万円から100万円超
  • 境界が未確定:測量に30万〜80万円
  • 傾斜地・軟弱地盤:造成や地盤改良が必要
  • 相続人が多い:権利関係の整理に時間と費用がかかる

土地が0円でも、所有権移転の登記費用、不動産取得税、毎年の固定資産税、草刈りと除雪の負担は引き継ぎます。「使う予定が決まっている」なら安さは大きな利点ですが、「安いから」だけで受け取ると負担だけが残ります。

買う前に確認すること

  1. 用途地域と建ぺい率・容積率:都市計画区域内かどうかで手続きが変わります。白老町の都市計画区域外では建築確認が不要な場合もありますが、建てられる建物の制限は別途あります
  2. 接道:建築基準法上の道路に2m以上接しているか。私道なら通行・掘削の承諾
  3. 上下水道・電気:前面道路に本管が来ているか、引き込み費用はいくらか
  4. 境界:境界標の有無、隣地との越境。確定測量の費用負担
  5. ハザードマップ:白老町は太平洋に面しており、津波の浸水想定区域があります。河川の氾濫、土砂災害の警戒区域も確認してください
  6. 冬の条件:除雪車が入る道路か。白老は苫小牧より雪が多い地区があります
  7. 日当たりと風:海沿いは風が強く、塩害で金属部材の傷みが早くなります

土地を買って何をするか

  • 住宅を建てる:中心部が現実的。上下水道が整備され、生活施設が揃っています
  • 別荘・二拠点:虎杖浜・竹浦。温泉と海が近く、札幌から車で約1時間半
  • 事業用:まとまった面積が安く手に入ります。用途地域と接道の確認が必須
  • 資材置場・車両置場:郊外の安い土地。固定資産税の負担を計算に入れてください

当社は苫小牧市本幸町に本社を置き、白老町内の土地の仲介も扱っています。公開されていない土地の情報もあります。「何に使うか」「予算はいくらか」を教えていただければ、現実的な候補をお出しします。安い土地ほど、買う前の調査が大切です。

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よくある質問

白老の「土地0円」は本当に無料ですか?

土地の代金が0円でも、費用はかかります。所有権移転の登記費用、不動産取得税、毎年の固定資産税、草刈りや除雪の負担。建物が残っていれば解体費も引き継ぎます。無償譲渡の相談は実際にありますが、「その土地を何に使うか」を決めてから判断してください。使う予定がないまま受け取ると、負担だけが残ります。

温泉付きの土地はどうやって確認しますか?

確認するのは3点です。権利の形(源泉の共同所有か、引湯契約か)、引湯管の維持費と負担割合、湯量と温度の実績。これらは登記簿には載らないため、売主と温泉組合から書面で取り寄せる必要があります。当社が調査します。

白老の土地は将来値上がりしますか?

2026年の地価公示では全地点が横ばいか下落で、平均−2.77%でした。5年前と比べても1〜2割下がっています。値上がりを前提にした購入はおすすめしません。「安く広く手に入れて自分で使う」という目的なら合理的な選択です。

上下水道は来ていますか?

中心部(大町・末広町・高砂町)は整備されています。郊外や山側は未整備の土地があり、井戸と浄化槽が必要になります。引き込み費用は数十万円から100万円を超えることがあるので、価格と合わせて総額で判断してください。

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出典・データについて

この記事の確認

中澤 祐樹(バナナハウス株式会社 代表)が内容を確認しています。宅地建物取引業者として、広告表示の規約に沿って記載しています。

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